機関誌『環境情報科学』最新号のご案内

 
環境情報科学48巻4号表紙『環境情報科学』48巻4号

 ○【特集】未来に向けて動き出した福島の環境創生と地域
  イノベーション
 ○<連載 環境政策の最前線>
   「脱炭素社会」への移行への基盤としての長期戦略/
   G20適応と強靭なインフラに関するアクション・アジェン
   ダの成果
  2019年12月26日発行 B5版 88pp.
  本体価格:3,000円(+税)

『環境情報科学』48巻3号

『環境情報科学』48巻2号

『環境情報科学』48巻1号

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【特集の概要】

福島県は東日本大震災において地震、津波に加えて原子力発電所事故の被害も生じ、地域環境、地域コミュニティ、地域産業などの広範にわたる甚大な被害が発生した。とくに原子力発電所の事故による放射性物質汚染の影響は長期にわたり、多くの住民が長期にわたる避難生活を強いられた。その一方で、復興も着実に進み、多くの地域で避難指示が徐々に解除され、避難住民も戻りつつある。多くの復興自治体では、地域産業の再生や地域コミュニティの活性化に向けた新たな一歩を踏み出している。また、かつて地域で放射性物質汚染に伴う風評被害の払拭に向けて地域の安全・安心のアピールを続けている。こうした状況下で、当然ながら現在なお帰還困難区域が残された現状において、問題が解決したと言うことができないが、被災地域のこれまでの困難と、今なお続いている避難生活と併せて、再生した地域コミュニティの活力や安全・安心な地域環境を同時にアピールすることも必要なフェースに入ってきたと考えている。そこで、この特集は復興に向けて歩みだした、活力のある福島の地域像を伝えることを目的とする。

目次

特集:未来に向けて動き出した福島の環境創生と地域イノベーション

  • 巻頭言 福島の環境復興と持続可能な地域づくりに向けて...1
  • 大原利眞(国立研究開発法人国立環境研究所フェロー)
  • 福島の今と未来...2
  • 下出大介(復興庁 統括官付参事官付参事官補佐)
  • 福島の環境再生から新たな復興のステージへ〜特定復興再生拠点と福島再生・未来志向プロジェクト...7
  • 則久雅司(環境省環境再生・資源循環局 参事官)
  • 福島イノベーション・コースト構想の具現化に向けて...14
  • 鈴木伴承(公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構企画戦略室)
  • 飯舘村の除去土壌の再生利用実証事業...18
  • 万福裕造(農研機構 本部企画戦略本部 上級研究員)
  • 福島発電株式会社と一般社団法人福島県再生可能エネルギー推進センターの取り組みと課題...24
  • 鈴木精一・遠藤裕子・小坂恵理((一社)福島県再生可能エネルギー推進センタ−)
  • 福島県内における市民電力の状況...30
  • 小澤はる奈・白井信雄(NPO法人環境自治体会議環境政策研究所/山陽学園大学地域マネジメント学部)
  • 福島原発事故後における放射能健康リスクに関する地域と連携したリスクコミュニケーション活動...35
  • 折田真紀子・高村 昇・平良文亨・山田裕美子(長崎大学原爆後障害医療研究所)
  • 原子力災害からの地域再生と1F廃炉政策:福島復興知を考える...40
  • 松岡俊二(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)
  • 特集総括...49
  • 「環境情報科学」編集委員会

連載 環境政策の最前線

  • 「脱炭素社会」への移行への基盤としての長期戦略...53
  • 木野修宏(環境省 地球環境局低炭素社会推進室長)
  • G20適応と強靭なインフラに関するアクション・アジェンダ...60
  • 安部壮司(環境省地球環境局総務課脱炭素化イノベーション研究調査室/気候変動適応室専門官)

投稿

  • 研究論文  近代以降の紀行文にみる平泉における訪問場所と景観の関係...64
  • 伊藤 弘 (筑波大学芸術系)
  • 報告 日本の気候変動対策と生態系保全策との間のトレードオフ・シナジーに関する包括的分析...74
  • 亀山康子(国立研究開発法人国立環境研究所社会環境システム研究センター)

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