受賞者の声 〜2008年度PRTR大賞 宇部興産(株)宇部本社・宇部ケミカル工場〜

Q:社外から受けた評価として、どのようなことがありますか?

A:大賞受賞は、新聞やインターネットニュースで取り上げて頂き、お褒めの言葉を頂きました。励ましのメールや手紙も頂いております。ローカル紙でも大きく取り上げられました。また、地元の宇部市に受賞報告したところ、たいへん喜んで頂き、これを契機に化学物質管理活動を更に充実させるようにと、しっかり気合を入れられました。

Q:社内での取り組みに変化はありますか?

A:①化学物質管理について
  大賞受賞は、社内担当者の大きな励みになりました。化学物質管理は地味な活動で、日頃あまり脚光を浴びることがありません。その意味で、今回、工場の長年に亘る取り組みが認められたことは、大きな意義があります。今後も目標達成のための地道な取り組みを粛々と進めて参ります。

A:②リスクコミュニケーションについて
  大賞受賞直後の2月9日に、宇部・小野田地区RC地域対話集会が開催されました。今回は、3テーブルに分かれてあらかじめ用意したテーマについて議論した後、全体討議をするという方式を採りましたが、かなり本質を衝いた意見が出るようになってきたという実感があります。例えば、対話集会参加企業は、PRTRデータを毎年開示していますが、今回、数字の意味を説明して欲しいという意見が、初めて出ました。わからないことを率直にわからないと言って頂くことが、企業側の改善につながります。今後も積極的にリスクコミュニケーションに取り組んで参ります。

Q:企業として受賞をどのように活かされていますか?

A:盾は、UBEグループの総合案内施設i-Plazaに展示し、社内外の見学者に見て頂くように致しました。また、アナリスト説明会やアニュアルレポート、CSR報告書でも大いに受賞をアピールして参ります。また、近隣の企業に、PRTR大賞制度を紹介し、是非参加するように勧めていきます。

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