環境オントロジー論文検索システムの使い方のご案内
2008.6.16版
はじめに
「環境オントロジー論文検索システム」とは、環境情報に関する専門用語のオントロジー(概念関係図)を用いて、(一社)環境情報科学センターの機関誌「環境情報科学」に掲載された論文データの絞り込み検索を行うことができるシステムです。専門用語の出現頻度と用語の距離等から、より確実に検索できます。
このシステムを利用するには、JAVAをインストールする必要があります(下のページから無料でダウンロードできます)。
java.com
またInternet Explorer を使って閲覧する場合、バージョン7以上に対応していますので、7未満のバージョンをご利用の方は以下のサイトから最新のものをダウンロードして下さい。
Windows Internet Explorer 7
トップ画面の説明
環境オントロジーの使用方法
- 先ずはオレンジ色の中心概念をクリックして下さい、右フレームで専門用語の関係図を、左フレームでその専門用語が含まれる論文の一覧(章毎に表示)を見ることができます。
- 右フレームで中心概念以外のものをクリックすると、左の論文一覧の絞り込み検索ができます。
たとえば環境問題だけをクリックすると、302件の論文が表示されますが、地球温暖化もクリックすると、「環境問題」と「地球温暖化」の双方の専門用語が含まれる39件の論文が一覧に表示されます。つまり絞り込み検索が行われたことになります。オントロジーを用いた絞り込み検索はすべての専門用語に対して何回でもできます。他の専門用語をダブルクリックするとその専門用語を中心としたオントロジーに切り替わります。
表示されている専門用語の右側に赤色の四角で数字が出る場合は、隠れている専門用語があることを意味しますので、LOCALITYを選びスライドバーを右端まで動かすと、すべての専門用語のオントロジーを表示することができます。
- キーグラフ画面の詳細
- ノード間のラインについて
- ラインの太さで上位概念、下位概念を示しています。太い方が上位概念で、細い方が下位概念となります。
- ノード間の距離について
- 同じ論文の同じ章で現れる確率(共起確率)が高ければ高いほど専門用語間の距離は近づきます。同じ論文の同じ章に一回も現れなくても、編集画面で上位下位概念に登録すれば表示されます。
- ノードの数について
- ノードは3階層まで表示しています。つまり中心概念と共起率の高い10個の言葉との間に線を引き、更にその10個の言葉と共起確率の高い5個の言葉との間に線を引いています。
- 記事一覧
- 検索した言葉の使用回数が多い章ごとに一覧を表示しています。
- 検索
- フリーワード検索もできます。検索した言葉が専門用語として登録されている場合は、その専門用語を中心としたキーグラフが表示されます。検索した言葉が専門用語として登録されていない場合は、キーグラフ画面は動かず、その言葉が含まれる記事の一覧のみが表示されます。