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環境情報科学学術研究論文集9 (1995年)

[pp.79-84]

日立市の森林環境の監視における衛星リモートセンシングデータの適用例

桑原 祐史,志摩 邦雄,野北 舜介,三村 信男 (茨城大学)


要旨:
日立市は,市全体の面積の約3/4が林野である。周辺の他市町村と比較して林野火災の発生件数が多いことが報告されており,平成3年3月7日には大規模な林野火災が発生した。このことから,過去の林野火災や気象,地形,林相等様々な事象を勘案しながら対策を講じている段階にあり,定期的かつ継続的に広領域の山林環境をモニタリングしていく必要がある。そこで,本研究では,衛星リモートセンシングデータ(以下,衛星データ)に着目した。植生の活力の状態を把握する指標として多用されている正規化植生指標(NDVI)を用いて,火災後の植生の回復状態を定量的に把握するとともに,森林環境を把握・監視するために必要となる情報を整理した。加えて,著者らの作成した衛星データを含めた各種画像情報の簡単な処理/解析システムの概要について説明する。


キーワード:
森林環境,林野火災,衛星リモートセンシングデータ,植生指数