記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 9 (1995年) > An lnvestigation on Thermoscape Patterns and the Preference of Thermal Condition at the Low-Rise Dwelling Area in Bogor

環境情報科学学術研究論文集9 (1995年)

[pp.29-34]

An lnvestigation on Thermoscape Patterns and the Preference of Thermal Condition at the Low-Rise Dwelling Area in Bogor

Bambang SULISTYANTARA , 田代 順孝 (千葉大学)


要旨:
本研究は,熱帯都市の低層住宅地における温熟景パターンと居住空間快適性評価との関係を把握するために,インドネシアのボゴル市の低層住宅地内16ヶ所を対象にサーモグラフ計測し,熱画像解析を行った。同時に披験者に対して評価実験を行った。結果は以下の通りである。1)敷地構造の違いによってサーモスケープパターンが変化する。2)緑の存在するところでは32~36°Cという低温域を示しており,樹冠の下部においては28°Cを示した。一方,アスファルトやコンクリートの場合は50°Cを越えた。3)快適なサーモセンスを得るためにはRIA>35°Cは50%より少ないこと,またRIA<30°Cは少なくとも30%はあることが必要である。


キーワード:
サーモスケープ,サーモセンス,サーモグラフィ,RIA