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環境情報科学学術研究論文集9 (1995年)

[pp.17-22]

二酸化炭棄濃度の上昇が樹木苗群落の熱収支におよぽす影響

清田 信,植山 秀紀 (大阪府立大学)


要旨:
タブノキ(Machilus thunbergii)およびヒノキ(Chamaecyparis obtusa)の幼樹群落において,熱収支におよぼす二酸化炭素,光強度,風速,相対湿度の影響を調べた。顕熱フラックスは,正味放射量から潜熟フラックス,地中熱フラックスを差し引いて求めた。タブノキの蒸散速度は二酸化炭素濃度の増加にともなって減少し,700ppmのときの蒸散速度は350ppmの80%に低下した。ヒノキの蒸散速度は,二酸化炭素濃度の上昇によりほとんど変化しなかった。


キーワード:
二酸化炭素,熱収支,蒸散速度