記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 26 (2012年) > NDVI を用いたウランバートルにおける植生変動の空間解析

環境情報科学学術研究論文集26 (2012年)

[pp.369-374]

NDVI を用いたウランバートルにおける植生変動の空間解析

堤田 成政,西前 出,小林 愼太郎 (京都大学)


要旨:
モンゴル国の首都ウランバートルでは,過放牧や森林減少により植生量の低下,植生構成種の変化が進行している。そのような地域を把握するため,2000 年から2010 年の時系列のMODIS 衛星画像データを用い,正規化植生指数から植生量,展葉期の時系列変化を算出し,植生劣化,植生変化を推定した。結果,過放牧による草原劣化や森林伐採が報告されている地域を含む527.25km2で植生劣化が推定された。一方,森林の周縁部など森林が伐採された地域を含む62.75km2で展葉期の遅延傾向がみられ,植生変化が推定された。植生量の時系列変化からは過放牧,森林伐採による植生劣化が推定された一方,展葉期の時系列変化からは,森林の植生変化のみが推定された。


キーワード:
正規化植生指数,展葉期,過放牧,森林減少,ウランバートル

PDFダウンロード(会員限定)