記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 26 (2012年) > 大阪府営公園大泉緑地を事例とする樹林管理と林内利用評価に関する研究

環境情報科学学術研究論文集26 (2012年)

[pp.345-350]

大阪府営公園大泉緑地を事例とする樹林管理と林内利用評価に関する研究

李 婷,下村 泰彦,加我 宏之,岡田 えりか,増田 昇 (大阪府立大学,玉野総合コンサルタント(株))


要旨:
本研究では,大泉緑地を対象として利用目的に適した植生状況と管理実態を探った。結果,静的利用に適したと評価された樹林地は中密度の落葉高木,林床は草丈約20cmの草本で,管理特性では高木は中庸管理が多く,林床は管理密度のやや高い樹林地と粗放管理とが存在した。動的利用では低密度の樹林で,林床は芝生であり,特に林床は高度管理であった。自然遊びでは静的活動性の強い樹林地は,多種多様な樹木で構成されており,管理は高木・林床とも粗放が優占した。ピクニックの中で動的活動性が強い樹林地は多様な樹木で構成され,静的活動性に近い樹林地は中密度の落葉樹林と異なるものの,豊かな樹林景観を形成している点では共通していた。


キーワード:
樹林管理,管理密度,利用評価

PDFダウンロード(会員限定)