記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 26 (2012年) > 街路樹剪定枝の有効利用を想定した処理・処分方法別のCO2削減効果の推計

環境情報科学学術研究論文集26 (2012年)

[pp.237-242]

街路樹剪定枝の有効利用を想定した処理・処分方法別のCO2削減効果の推計

山岸 裕,栗原正夫 (国土交通省国土技術政策総合研究所)


要旨:
本研究では,街路樹等の都市緑化樹木の維持管理によって大量に発生する剪定枝に着目し,有効利用を行った場合のCO2 削減量の推計を行った。さらに,通常行われている焼却処分と比較し,CO2 削減量の評価を行った。剪定枝の処理・処分方法としては,木質バイオマスの有効利用に用いられている,燃焼(熱利用・発電),堆肥化,炭化,ペレット化,チップ化,ガス化,バイオエタノール化を対象とし,アンケート調査により事例を収集した。その結果,焼却処分と比較し,焼却のみの場合は,炭化の一部以外はCO2削減効果があり,さらに焼却にプラスし熱利用も行った場合には,熱や電力等のエネルギー回収を行った場合は,CO2削減効果があることがわかった。


キーワード:
街路樹,剪定枝,リサイクル,LCCO2,CO2削減量

PDFダウンロード(会員限定)