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環境情報科学学術研究論文集26 (2012年)

[pp.131-136]

近隣住民を主体とした市民緑地の管理運営の実態と課題―千葉市をケーススタディとして

曾根 大樹,柳井 重人 (千葉大学)


要旨:
民有樹林地を保全するとともに,住民の利用のためのオープンスペースを確保する手法の一つとして市民緑地制度がある。公開された民有樹林地において,日常的な利用者である近隣住民の市民緑地の利用に対するニーズに沿った管理運営を行うことが課題となる。その方策の一つとして,本研究では近隣住民主体の市民緑地の管理運営の有効性や今後の展望を検討した。その結果,1)公開された樹林地が自治会や他団体の活動場所として利用されていること,2)日常的な見回りや他団体を巻き込んだ管理運営が行われていること,3)今後の課題として管理団体,土地所有者及び行政の間で市民緑地の管理運営に向けた認識を共有することが示唆された。


キーワード:
市民緑地,民有樹林地,管理運営,近隣住民,インタビュー

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