[pp.125-130]
萩原 和,星野 敏,橋本 禅,九鬼 康彰 (名古屋大学,京都大学)
要旨:
本研究では,「テーマ型」活動を対象とし,チームワーク行動尺度の適用によって,どのように既存組織の知識・経験の有効感を規定するのかを明らかにすることを目的とした。具体的には,チーム協調性,チームメンテナンス,外部との調整・サポートの3 因子が規定しており,特にチーム協調性の項目が,チームワーク行動の起点となり,既存組織の経験・知識の有効感を規定していた。
キーワード:
チームワーク行動,「テーマ型」地域活動,共分散構造分析