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環境情報科学学術研究論文集25 (2011年)

[pp.431-436]

南京民国時代における政府建築の外部空間構成及び特徴に関する研究

張 清海,孔 明亮,章 俊華,三谷 徹 (千葉大学ほか)


要旨:
本研究の目的は,南京民国建築の中で,最も代表的な政府建築の外部空間を対象とし,その構成要素,動線の特徴および建築との構成関係に関する分析を通じ,この種類の建築の外部空間の構成特徴を明らかすることである。結果:南京民国政府が作られた建築の外部空間は,中国同形式の伝統的な空間と比べ,明確な西洋の古典庭園の特徴を持っていた。すなわち,対称性,整然性,開放性,分散しながらもはっきりしていること,などが挙げられる。外部空間は建築の軸線を基準として,シンメトリー的に立体的要素と平面的要素を配置し,「庭園は前方,建築が後部」という空間構成を主としていた。


キーワード:
民国建築,外部空間,空間構成,南京

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