記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 25 (2011年) > 宿根草を主とした景観性と経済性を両立させる花壇づくりに関する研究

環境情報科学学術研究論文集25 (2011年)

[pp.415-418]

宿根草を主とした景観性と経済性を両立させる花壇づくりに関する研究

白砂 伸夫 (神戸国際大学)


要旨:
「花」は人々の生活にうるおいと安らぎを与え,そして心の豊かさを象徴するものである。ハウステンボスの一年草花壇と宿根草花壇を事例として,その両者の特性を比較分析することで,宿根草花壇の景観性と経済性について検討した。その結果,景観性の面からは宿根草花壇は草種のバリエーションと形態が多様であり,一年草花壇とは異なる変化に富む景観が形成できることが明らかになった。また一年草花壇と比較して1/3の費用,単年度の維持管理費においても1/5の費用で維持できることが明らかになった。宿根草花壇は植物の成長とともに変化する自然な景観を創出し,造成時の植栽費用と維持管理の費用が低廉であり,時間の経過と共にこの効果は増大し優れた経済性が認められた。


キーワード:
宿根草型花壇,一年草型花壇,景観性,経済性,ハウステンボス

PDFダウンロード(会員限定)