[pp.55-60]
岩見 麻子,大野 智彦,木村 道徳,井手 慎司 (滋賀県立大学,阪南大学,(独)科学技術振興機構)
要旨:
本研究では,公共事業計画策定過程の議事録をテキストマイニングを用いて分析するために,語の出現段落数の変動係数を用いた分析対象語の選定手法を開発することを試みた。開発した手法を既存のTFIDFとともに淀川水系流域委員会の議事録に適用した結果,同委員会における議論内容を把握することに関して,既存手法に対する開発手法の優位性を示すことができた。
キーワード:
淀川水系流域委員会,情報公開,テキストマイニング