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環境情報科学学術研究論文集25 (2011年)

[pp.43-48]

人口動態に着目した三大都市圏における人口増加・減少地域の分布特性

小川 宏樹,浦山 益郎 (秋田県立大学,三重大学)


要旨:
三大都市圏の人口動態と人口増減地域の分布特性を明らかにするため,2000,2005 年の国勢調査地域メッシュ統計データを用いて分析を行った。人口増加率が高い関東圏では再都市化傾向が見られたが,中京圏や近畿圏ではその傾向は弱かった。また,人口増減地域の分布特性では,都市圏全体の人口動態によらず,人口増加メッシュは都市圏中心部ほど集塊率が高く,面的な集塊地域を形成する。一方,人口減少メッシュは,集塊率が低く,総じて大きな集塊地域は形成されにくい。また,人口減少傾向にある都市圏では,人口減少地域の中心市周辺部や都市圏外縁部で,人口増加メッシュと減少メッシュがモザイク状に分散する様子が確認できた。


キーワード:
三大都市圏,都市圏構造,人口動態,国勢調査,メッシュ解析,集塊生

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