記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 23 (2009年) > 二者択一式ゲームを取り入れたファシリテーター養成プログラムの開発-ファシリテーター経験者を対象にした会議実験による事例検証

環境情報科学学術研究論文集23 (2009年)

[pp.351-356]

二者択一式ゲームを取り入れたファシリテーター養成プログラムの開発-ファシリテーター経験者を対象にした会議実験による事例検証

曽我 健,錦澤 滋雄 (東京工業大学ほか)


要旨:
ワークショップにおけるファシリテーター養成プログラムを開発し,その有効性と改善策を会議実験により検証した。プログラムを参加者の満足度と学び度の2点から分析した結果,以下の諸点を得た。二者択一式ゲームとミニワークショップでは,ファシリテーターの考え方や経験に関する多様な気づきが共有され,満足度は高かった。とりわけ,1)十分な議論時間,2)自ら実践する機会,3)他者を評価する機会を確保することの重要性が確認された。一方,満足度が低かったコミュニケーションタイプ分類はプログラムから削除し,二者択一式ゲームでその役割を代替した上で,十分なふり返り時間を確保することがプログラムの改善策として示された。


キーワード:
ファシリテーター,ワークショップ,会議実験