[pp.339-344]
石内 鉄平,小柳 武和,桑原 祐史 (茨城大学)
要旨:
現在,偕楽園公園では利用者の特性を考慮した管理項目は存在せず,公園利用者の行動特性を反映した公園施設の充実が求められている。また本公園は,梅だけではなく一年を通じてさまざまな花木・草花が楽しむことができる公園である。そこで本研究では,四季を通した偕楽園公園利用調査を実施し,利用者の動態を把握するとともに,GPS 観測による花木・草花および休憩施設配置図を作成した。これらのデータを用いて公園利用および花木・草花の四季の変化に着目した新たな公園施設設置方法の提案を行った。
キーワード:
休憩施設,回遊行動,四季の変化,GPS