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環境情報科学学術研究論文集23 (2009年)

[pp.191-196]

都市化ポテンシャルマップと二次草原の潜在生育地マップの重ね合わせによる二次草原消失の危険性評価-福島県旧原町市域を対象として

田中 貴宏,佐土原 聡 (広島大学,横浜国立大学)


要旨:
本研究では福島県旧原町市域を対象とし,決定木分析により都市化ポテンシャルマップを作成し,それと二次草原の潜在生育地マップを重ね合わせることにより,都市化による二次草原の消失危険性が特に高いエリアを抽出した。そして,そのようなエリアには (1) 用途地域指定がなされているエリアの縁辺部(都市化ポテンシャルが高く,特に注意が必要), (2) 郊外(用途地域指定がなされていないエリア)の丘陵地の縁辺部(都市化ポテンシャルがやや高く,注意が必要)の2 つのタイプがあることが確認された。また,このような異分野の研究成果のオーバーレイにGIS が有効であることが確認された。


キーワード:
都市化,二次草原,GIS,土地利用,潜在生育地