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環境情報科学学術研究論文集22 (2008年)

[pp.417-422]

明治以降の著書に見る風景現象の定義の変遷

青木 陽二 ((独)国立環境研究所)


要旨:
最近,欧文で,日本語における「風景」と「景観」の違いについて報告された。これは風景という現象が,言語や文化的背景によって理解が異なることを示す調査結果である。これまで欧米では景観に対する好みが民族や気候風土によって異なることが注目されてきた。本研究では日本における風景という現象に対して,どのような理解がされてきたのか,風景や景観をキーワードとする和文の著書について,風景現象に対する定義や特徴について調べた。この内容を分析し,風景という現象が発生する原因である主体としての人間に関する項目,風景を構成する視対象と主体との関係を表す項目,視対象に関する項目についてまとめた。


キーワード:
風景,景観,風景現象の定義