記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 22 (2008年) > 環境配慮行動の規定要因に関する構造分析

環境情報科学学術研究論文集22 (2008年)

[pp.339-344]

環境配慮行動の規定要因に関する構造分析

村上 一真 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))


要旨:
社会心理学での環境配慮行動の規定要因に係る研究成果を踏まえ,市民を対象に廃棄物対策,温暖化対策に関するアンケートを行い,経済学としての問題関心に基づき,環境配慮行動の規定要因を構造方程式モデルにより明らかにした。そして,手間,時間,費用などのコスト感に基づく環境配慮行動の抑制(環境負荷行動の継続)という課題解決の要因として,環境配慮行動に係る意図の形成・活性化の必要性が示された。環境配慮行動に係る意図は,自発性,公共意識,強制力の相互作用により形成,強化されることから,この視点に基づく環境政策,環境教育の推進が求められる。


キーワード:
環境配慮行動,規定要因,行動意図,構造方程式モデル