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環境情報科学学術研究論文集21 (2007年)

[pp.495-500]

年間を通した実験的手法による屋上緑化の放射収支特性に関する研究

高橋 岩仁,大木 宜章,坪松 学,高橋 里佳 (日本大学)


要旨:
本研究は,屋上緑化の熱環境緩和効果を検討すべく,実験的手法により緑化の有無による放射熱収支特性を得ることを目的とした。測定は年間を通して行ったが,ここでは特に,屋上緑化の効果が顕著に現れる夏期と,報告例の少ない冬季のデータを用いた解析した。壁面および屋上面からの全放射収支量を計算した結果,緑化有りより無しの上向き放射量が大きく,夏期では約1.4×103kJ・m-2/日の差が生じ,また冬期においても若干ではあるが差が生じた。以上の段階から,放射収支特性の相違が定量的に評価できた。


キーワード:
屋上緑化,放射収支,ヒートアイランド,地球温暖化,モデルボックス