記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 21 (2007年) > AHPを用いた社会影響評価における保護対象の設定

環境情報科学学術研究論文集21 (2007年)

[pp.327-332]

AHPを用いた社会影響評価における保護対象の設定

本田 智則,田原 聖隆 ((独)産業技術総合研究所)


要旨:
トリプルボトムラインの概念によると,持続可能な社会を実現するためには,環境問題の解決のみではなく,経済側面や社会側面への対応が必要である。環境側面,経済側面については多くの評価手法が存在するが,社会側面についてはそれを評価する手法が無いだけではなく,何をもって社会影響とするのかについても明らかではない。そこで,本研究では人々が理想とする社会を実現するために求められる保護対象が何かを国際宣言や国際条約に描かれている理想の社会像から導いた。また,得られた保護対象に3675人へのアンケート調査によるAHPを用いて重み付けを行い,効率的な社会影響評価手法の開発に資することとした。


キーワード:
社会影響評価,トリプルボトムライン,企業の社会的責任