記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 21 (2007年) > 過疎農山村地域の住民意識に基づく生活環境の改善方向に関する研究-福井県池田町を事例として

環境情報科学学術研究論文集21 (2007年)

[pp.219-224]

過疎農山村地域の住民意識に基づく生活環境の改善方向に関する研究-福井県池田町を事例として

李 泰榮,小野 恵,川本 義海 (福井大学)


要旨:
本研究は,過疎農山村地域の住民意識に基づいて,生活環境に対する評価,定住意向,生活環境における重要課題の把握およびこれらの関連性分析により生活環境の改善方向を検討したものである。その結果,生活環境に対する評価では全体的に否定的な意見が多いことと定住意向が強いこと,そして生活環境改善の重要性が確認できた。これをもとに因果構造分析を行い,生活環境に対する満足度を高めることが定住意向の向上につながるといった関連性を明らかにした。以上より,地域住民が求めている生活環境の改善方向を検討し,公共交通環境を中心とした買い物環境や医療・福祉環境の改善方向を提示した。


キーワード:
過疎地域,住民意識,生活環境,定住意向,因果構造