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環境情報科学学術研究論文集21 (2007年)

[pp.189-194]

フェアトレードをめぐる大学生の環境意識と消費行動に関する研究

森 智香,深町 加津枝,堀内 美緒,奥 敬一 ((株)和歌山近鉄百貨店,京都府立大学,京都大学,(独)森林総合研究所)


要旨:
本研究は,大学生を対象に,1)環境への関心度と消費行動,2)フェアトレードの認知度と消費行動,3)フェアトレードへの関心度と今後の購入意志を明らかにすることを目的としている。アンケート調査から,大学生の環境への関心は高いが,自分自身の消費行動における環境への配慮は低いこと,フェアトレードという言葉を知っていてもフェアトレード商品の購入経験のない者が半数以上いることなどが明らかになった。また,日常環境に配慮した消費行動を選択している者は,フェアトレード商品の購入経験も,商品と接する機会も多い傾向にあった。フェアトレードについて知るきっかけがあればフェアトレードに関心を示す者が多いことがわかった。


キーワード:
フェアトレード,環境意識,消費行動