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環境情報科学学術研究論文集20 (2006年)

[pp.439-444]

エジプトの環境政策の形成過程及び現状に関する一考察

安倍 裕樹,井上 堅太郎,泉 俊弘 (岡山理科大学)


要旨:
エジプトは大気汚染,水質汚濁,廃棄物等の環境問題に直面している。一応の環境法体系や環境行政組織が整い,エジプト環境庁(EEAA)が環境政策を発展させようとする段階にある。環境政策の課題は十分な法規制の遵守・施行である。EEAAとEEAAに協力する役割を持つ地方の県などは,技術スタッフや専門家を確保するとともに,職員の質の向上と絶対数の確保を行うことが課題である。また,国民の環境意識の向上,環境情報の整備と公開が課題であると考える。エジプトは,中東・アフリカ地域の中心的な国であり,日本が実施中の環境協力は重要な意味を持つ。


キーワード:
EEAA,環境報告書,EMTP,REMIP,環境行動計画