記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 20 (2006年) > モンゴル乾燥・半乾燥地域における植生指数の空間パターンを利用した砂漠化モニタリング手法の検討

環境情報科学学術研究論文集20 (2006年)

[pp.351-356]

モンゴル乾燥・半乾燥地域における植生指数の空間パターンを利用した砂漠化モニタリング手法の検討

森 暁雄,岡安 智生,佐々木 雄大,ジャムサラン ウンダルマ,武内 和彦 (パシフィックコンサルタンツ(株),東京大学,モンゴル農業大学)


要旨:
衛星データによる在来の砂漠化モニタリングの多くは植生量の減少を砂漠化の進行と捉えているが,砂漠化が必ずしも植生量の減少を伴わないことが既往のフィールド研究により明らかとなっている。そこで本研究では,モンゴル乾燥・半乾燥地域を対象に,放牧傾度に沿った植生指数の空間パターン(NDVI空間パターン)を用いて砂漠化モニタリングを試みた。この手法により,草本域での突出型,潅木域での漸増型といった植生の成立する環境によって異なる砂漠化の傾向を捉えることができた。また,1991年と2004年のNDVIの空間パターンを比較することで2時期間における砂漠化の進行を捉えることができた。


キーワード:
砂漠化,過放牧,衛星リモートセンシング,放牧傾度,NDVI空間パターン