記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 20 (2006年) > 衛星データを用いたスギ・ヒノキ林分布に基づくカメムシによる果樹被害予測マップ作成に関する基礎研究

環境情報科学学術研究論文集20 (2006年)

[pp.345-350]

衛星データを用いたスギ・ヒノキ林分布に基づくカメムシによる果樹被害予測マップ作成に関する基礎研究

元森 ひろ子,谷川 寛樹,山本 秀一 (和歌山大学)


要旨:
果樹カメムシ類による果樹への被害が1970年以降全国で発生するようになり,和歌山県でもカキやモモなどの果樹を中心に被害を受けている。本研究では,紀ノ川流域を対象とし,被害の危険度につながる情報をマップ化することにより,生産者等の被害予測に役に立つマップを作成することを目的とする。まず,衛星データから土地被覆分類図を作成し,スギ・ヒノキ林を抽出する。さらに,スギ・ヒノキ林に近い果樹園ほど被害を受けやすいというヒヤリングをもとにスギ・ヒノキ林から等距離線表示することで果樹食害予測に役に立つマップ作成を行った。


キーワード:
カメムシ,果樹被害,スギ・ヒノキ林,衛星リモートセンシング,地理情報システム