記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 20 (2006年) > 都市大気質と社会的環境管理能力の因果関係の分析

環境情報科学学術研究論文集20 (2006年)

[pp.309-314]

都市大気質と社会的環境管理能力の因果関係の分析

村上 一真,松岡 俊二 (広島大学)


要旨:
行政,企業,市民の環境管理能力により表される社会的環境管理能力と都市大気質の因果関係を検証することで,大気質改善に係る社会的環境管理能力の構造を明らかにした。これにより,潜在的な社会的環境管理能力および各アクターの環境管理能力の水準を,観測可能なデータから推定できる能力評価フレームの適用可能性を示した。具体的には日本の5つの政令指定都市を事例に,構造方程式モデルにより,社会的環境管理能力を,3アクター(行政,企業,市民)と3能力要素(政策・対策の遂行能力,環境対策資源の運用能力,知識・情報・技術の提供能力)で表し,大気質改善との関係性を検証した。


キーワード:
キャパシティ・ディベロップメント,能力指標,構造方程式モデル