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環境情報科学学術研究論文集20 (2006年)

[pp.297-302]

河川表流水を利用する水道水のおいしさに係る指標開発に関する一考察

宮下 忠仁,湯沢 昭 (上里町役場,前橋工科大学)


要旨:
本研究は,まず水道水源を河川表流水に依存している水道に関して,味覚に区分される水道水質について多変量解析を利用し合成変数(Z)を導いた。そして,利根川水系水域上流から下流域における4地点の水道受益者の実態調査より取得した,「おいしさ」という快適性に関する意識評価値と合成変数(Z)との関係を検証した。すなわち,同一水系の水道水源は河川取水口の位置関係で水質汚濁負荷量が異なり,それは水道水に影響を与えていると考え,科学的指標である水質の合成変数値(Z)と,受益者の実態調査による意識評価値の相関を分析し,水道水質から水道水の快適性を示す上水快適指数を定義した。


キーワード:
水道水質,多変量解析,受益者評価,水質汚濁