記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 20 (2006年) > 都市近郊住宅地住民の周辺緑地の利用から緑地保全活動への参加意欲を持つまでの発展プロセス-東京近郊の都市の事例

環境情報科学学術研究論文集20 (2006年)

[pp.199-204]

都市近郊住宅地住民の周辺緑地の利用から緑地保全活動への参加意欲を持つまでの発展プロセス-東京近郊の都市の事例

中島 敏博,田代 順孝,古谷 勝則 (千葉大学)


要旨:
本研究では継続的な緑地保全活動を実現するために,都市近郊住宅地の住民が緑地保全活動へ参加意欲を持つまでのプロセスと可能性を明らかにすることを目的とした。住民は既知,体験,日常利用,評価,市民活動への参加希望という5段階の過程の中で,緑地との関わりを発展させていく。こうした利用は居住地から1,000m以内に緑地がある場合に発展する可能性が高く,緑地の規模が10ha以上であれば緑地保全活動への参加に対してより積極的になることが言えた。また,居住地から1,000m以内に1ha以上の緑地が1箇所程度だと緑地の評価が低くなり,住民と緑地との関わりが発展しない可能性も示唆された。


キーワード:
緑地,緑地保全活動,都市近郊