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環境情報科学学術研究論文集20 (2006年)

[pp.153-158]

青木ヶ原樹海の利用者が持つ自然公園イメージと環境配慮意識の関係性に関する研究

山本 清龍,本郷 哲郎 (東京大学,山梨県環境科学研究所)


要旨:
自然公園の利用によって生じる自然環境への負荷を軽減するためには,管理計画制度の整備だけでなく,利用者自身が環境に配慮した意識を持つことが重要である。加えて,利用者が環境配慮意識を持つためには,公園に対してどのようなイメージを持っているかということも重要と考えられる。そのため,本研究では青木ヶ原樹海を事例として,利用者が持つ自然公園のイメージと環境配慮意識を把握し,両者の関係性について検討を行った。その結果,公園に対する否定的なイメージや公園を形容するイメージでは環境配慮意識との関連がなく,公園資源要素に関するイメージと行動規範意識と自然保護意識の間で関連があることが明らかとなった。


キーワード:
青木ヶ原樹海,利用者,自然公園,イメージ,環境配慮意識