記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 19 (2005年) > 空間情報を考慮したレクリエーション・サイトの便益評価

環境情報科学学術研究論文集19 (2005年)

[pp.461-466]

空間情報を考慮したレクリエーション・サイトの便益評価

矢尾田 清幸,上野 健太,北野 慎一,浅野 耕太 (京都大学)


要旨:
トラベルコスト法を適用した先行研究は,訪問者が広範囲に分布する比較的大規模なレクリエーション・サイトを分析したものが殆どである。これに対し,近隣住民のみがその便益を享受している身近なレクリエーション・サイトも数多く存在している。このような身近なサイトへの訪問は,その殆どが徒歩と考えられ,訪問者の選択はより地域的及び空間的な要因で決定されると考えられる。そこで,本研究では,大阪府の都市部に点在する整備ため池を対象に,周辺の地理情報から導出した詳細な空間情報を訪問の決定及び影響要因として利用することで,レクリエーション便益をより適切に評価できることを示す。


キーワード:
トラベルコスト法,空間情報,移動影響要因,選択影響要因