記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 19 (2005年) > 環境効率指標の要因分析による組織の環境活動の分析

環境情報科学学術研究論文集19 (2005年)

[pp.449-454]

環境効率指標の要因分析による組織の環境活動の分析

岡野 雅通 (大阪大学)


要旨:
企業の事業活動における環境と経済の両立を示す評価指標として,環境効率指標がWBCSDなどによって提唱されている。日本国内においても,多くの企業が導入しているが,現在の環境効率指標の多くは,企業などの年間の事業活動の事後評価に用いられており,将来目標として,「環境効率を2倍に」という目標設定に利用されてはいるものの,戦略的な活用には至っていない。本研究では,財務報告書に記載されている財務指標と,環境コストなどの環境指標を用いて,環境効率指標を複数の指標に分解し,その要因分析を行う。これによって,環境効率指標の値によって示される将来像に至るまでのロードマップを描く際の指針を提供する。


キーワード:
環境効率,環境コスト,環境会計,要因分析