記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 19 (2005年) > 自動カウンターによる国立公園の利用者数把握-知床国立公園を事例に

環境情報科学学術研究論文集19 (2005年)

[pp.181-186]

自動カウンターによる国立公園の利用者数把握-知床国立公園を事例に

藤原 千尋 ((財)知床財団)


要旨:
国立公園の管理手法を検討する際,重要な基礎データとなるのが利用者数である。本研究は,1)知床国立公園を事例として,知床連山の各登山口に利用者数計測のための自動カウンターを設置し,その有効性を検証すること,2)カウンターデータと入山簿を用いて,他地域でも実行可能でかつ正確な利用動態の把握方法を検証・提示することを目的とした。その結果,カウンターは捕捉率の測定を行えば,適切に利用者の通貨人数を把握できること,入山簿を用いてカウンターデータを分析することにより利用動態が把握でき,過剰利用問題について検討する際の基礎データになることが明らかとなった。


キーワード:
カウンター,利用者数,利用動態,知床国立公園,世界自然遺産