記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 19 (2005年) > 建替団地における既存樹木の保全と活用に関する期・工区手法について

環境情報科学学術研究論文集19 (2005年)

[pp.101-106]

建替団地における既存樹木の保全と活用に関する期・工区手法について

小木曽 裕 ((独)都市再生機構)


要旨:
昭和32年建設の武蔵野緑町団地建替の緑化に際し,既存樹木への思いを受けとめ,住民参加により緑の合意形成を行った。ここでは既存樹木の有効活用をグリーンバンク手法により保存,移植を行うとともに,建替工区内はもとより通常利用しない居住エリア(工区外エリア)の既存樹木も移植活用することができた。工区外移植を導入したことで,団地全体に分布した既存樹木の活用本数が33%増加し,段階的工事で1期の工区外移植の活用が有効であった。また,住民参加による合意形成をもとにした,期工区の細分化によって,既存樹木の保全緑化並びに緑化を推進されることが分かった。


キーワード:
既存樹木,住民参加,建替団地,緑化,保全手法