記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 19 (2005年) > ため池の整備方針を立案するための類型化に関する研究

環境情報科学学術研究論文集19 (2005年)

[pp.77-82]

ため池の整備方針を立案するための類型化に関する研究

友利 光,浦山 益郎 (三重大学)


要旨:
本研究は,名古屋市に隣接する東海市・大府市と知多市にあるため池を対象に,居住環境資源として整備する際の指針を得る方法を示した。まず,ため池の特性に関する14指標を因子分析し,5つの共通因子を抽出した。次に,因子得点をもとにクラスター分析し,5つの類型を得た。さらに,都市公園として整備および環境整備されたため池の因子得点を分析し,類似した因子得点をもつため池が居住環境資源として整備しうる可能性があると考え,条件を満たすため池を抽出した。さらに,5つの類型と居住環境資源として整備できる可能性をもつため池の関係を見ることによって,農業水利機能と居住環境資源としての機能の整備指針が得られた。


キーワード:
ため池,都市公園,居住環境資源,因子分析,整備指針