記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 19 (2005年) > 大阪府域の都市ヒートアイランド現象が住民の意識・生活面に及ぼす影響

環境情報科学学術研究論文集19 (2005年)

[pp.13-18]

大阪府域の都市ヒートアイランド現象が住民の意識・生活面に及ぼす影響

鳴海 大典,下田 吉之,水野 稔 (大阪大学)


要旨:
本論文では,大阪府域の住民を対象とするアンケート調査や冷房使用状況調査を行い,ヒートアイランド現象に対する意識や冷房用エネルギー消費の相違について検討した。住民意識に関しては,都心地区で約80%の住民が冷房使用に関する影響を問題視していた。次いで健康面については,概ね半数が影響を問題視していた。ヒートアイランド対策の必要性に関しては,郊外地区においても約80%の住民が必要性を感じており,大阪府においてはほぼ全域的にヒートアイランド対策への要望が強いことが示唆された。最後に,得られた結果をもとにヒートアイランド現象の対策目標に関する考察を行った。


キーワード:
ヒートアイランド現象,影響評価,アンケート調査,都市域