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環境情報科学学術研究論文集19 (2005年)

[pp.1-6]

戦後に開発された阪神間の戸建て住宅地における緑被の変化実態に関する研究

山田 真紀子,加我 宏之,下村 泰彦,増田 昇 (大阪府立大学)


要旨:
本研究では,戦後阪神間に開発された戸建て住宅の庭に担保される緑被の変化実態を航空写真から読み取った緑被率を用いて解析した。本研究で得た結果を次に示す。1)緑被率と敷地面積との相関関係は接道部より非接道部で強い。2)全対象宅地の緑被率の最低値は敷地規模によって異なり,200m2型で10%強,280m2型で15%強,330m2型で20%強である。3)更新されなかった宅地では開発後15~25年では緑被は増加するものの,25~35年では200m2型では全緑被率が20%程度,330m2型では30%程度をピークに減少する。4)更新された宅地では更新後の全緑被率は敷地規模によって異なり,200m2型では6~9%,280m2型では9~20%,330m2型では15~19%である。


キーワード:
戸建住宅,緑被率,接道部緑被,非接道部緑被,住宅更新