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環境情報科学学術研究論文集18 (2004年)

[pp.465-470]

家電製品を事例としたリユース部品の消費者受容性のコンジョイント分析

皐月久美子,盛岡 通,山崎裕貴,吉田 登,恒見清孝 ((株)荏原製作所,大阪大学,和歌山大学,(独)産業技術総合研究所)


要旨:
家庭用電化製品の環境負荷排出を低減するには,機器の省エネ化や延命化,使用済み製品の再生利用等によってライフサイクル全体で資源生産性や環境効率を高める必要がある。本稿では,家庭用冷蔵庫を対象製品とし,長寿命化・リユースを実現する方策の1つである補修用部品としての部品リユースの意義を整理した。その上で,製品の長寿命化,及びリユース部品の使用に対する消費者の受容性をコンジョイント分析によって分析した。その結果使用年数が6~10年の間に故障した製品に対して特に長寿命化要求が強いこと,リユース部品の使用は新品と比較して約6000円の効用の低下と受け止められることがわかった。


キーワード:
リユース,長期使用,コンジョイント分析,消費者受容性