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環境情報科学学術研究論文集18 (2004年)

[pp.37-42]

ランドスケープ・イマージョン概念に基づく生態的展示に対する意識評価に関する研究-天王寺動物園を事例として

堀川真代,若生謙二,上甫木昭春 (大阪府立大学,大阪芸術大学)


要旨:
本研究は,日本の動物園におけるランドスケープ・イマージョン概念に基づく生態的展示に対する来園者意識の把握を目的とした。調査対象空間は,大阪市立天王寺動物園の動物展示空間と移動空間とし,この概念に基づく展示と従来型の展示に対する来園者意識をアンケートにより比較,検討した。その結果,この概念に基づく生態的展示は,従来型の展示に比べ,動物展示空間では一体感や調和性が高く,良い印象を多く与えていることが,移動空間では期待感や入り込んだ感じが高いことが明らかになった。しかし課題としては,動物展示空間では「動物が見えにくい」ことが,移動空間では「道が歩きにくい,狭い」ことがあげられていた。


キーワード:
ランドスケープ・イマージョン,来園者意識,動物展示空間,移動空間