[pp.7-12]
藤岡 瞳,田上千晶,根來宏典,大内宏友 (日本大学)
要旨:
本研究は,発達段階における子どもと生活環境の関係性を考えるために,1999年と2003年の両年に幕張新都心において,子どもに地図を記憶に基づいて自由にスケッチマップを描いてもらう手法で調査し,人口や住棟,店舗数など物理的環境の変化とスケッチマップに描かれた要素数の変化を比較・分析した。さらにスケッチマップの表現の変化を比較・分析し,子どもを取り巻く環境の変化と空間認知との関係性について考察する。
キーワード:
子ども,スケッチマップ,幕張,空間認知,認知領域,環境変化