[pp.307-310]
河野万里子,頭山 昌郁,中越 信和 (広島大学)
要旨: アリ類を生物指標として,広島市の街区公園41個の環境を評価した。調査した公園はアリの種数及び種組成から2つのグループに分けられ,このグループ分けは公園の立木被度と対応していた。重回帰分析の結果,地表性種・樹上性種いずれの場合も種数に影響する環境要因として立木被度と生垣種数が抽出された。
キーワード: アリ類,生物指標,街区公園,環境評価