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環境情報科学学術研究論文集17 (2003年)

[pp.189-194]

地域通貨を展開する組織とその活動状況に関する研究

藤田 勝,清水浩志郎,木村 一裕 ((株)ウヌマ地域総研 ,秋田大学)


要旨:
地域通貨はコミュニティを実現させるための道具として期待され,急速に普及している。しかしながら,地域通貨といっても,その目的や活動組織,組織の拡張志向性によっても多種多様である。地域通貨のタイプは,特定のテーマに関する活動を行うもの,不特定の財やサービスの交換を目的とするもの,双方の活動を目的とするものに大別されるが,いずれもサービス需要者と供給者のマッチングが重要となる。本研究ではアンケート調査により,全国の地域通貨の状況を把握するとともに,とくに地域通貨の利用促進に大きく影響を及ぼすであろう,財やサービスのマッチングについて,地域通貨活動の活発さと関わりから考察した。分析の結果活発な活動をしている組織において,利用者の相互理解を深めるためのイベントの実施やサービスに関する簡便で詳細な情報提供を行っていることがわかった。


キーワード:
地域通貨,マッチング,コミュニティニーズ