記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 17 (2003年) > 大都市市街地内古集落における新来居住者の旧来コミュニティへの参入可能性に関する研究-伝統的祭りへの参加実態と意識を通じて

環境情報科学学術研究論文集17 (2003年)

[pp.183-188]

大都市市街地内古集落における新来居住者の旧来コミュニティへの参入可能性に関する研究-伝統的祭りへの参加実態と意識を通じて

杉本 容子,鳴海 邦碩,澤木 昌典,岡 絵理子 (大阪大学)


要旨:
本研究は,大阪市内で市街地に取り囲まれながらも都市開発や戦災を免れた「古集落」を対象とし,伝統的祭りにおける新来居住者の参加を通して持続的コミュニティの形成の可能性を考察することを目的とした。運営代表者へのヒヤリング調査および祭り参加者と周辺居住者へのアンケート調査により,祭りの運営実態および参加の仕組みを明らかにした。その結果,新来居住者は地域の伝統的祭りを継続的に見物しており,その存在を肯定的に捉える傾向があり,見物することによって地域への愛着が生まれふるさとと感じるようになる可能性が考えられることが分かった。


キーワード:
古集落,持続的コミュニティ,伝統的祭り,新来居住者,大阪市