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環境情報科学学術研究論文集17 (2003年)

[pp.65-70]

衛星データを用いた荒地の細分化と分布に関する研究

鄭 会勲,王 秀峰,矢沢 正士 (北海道大学)


要旨:
都市及び都市近辺地域の荒地の細分化とその分布特性を明らかにするため,広域札幌圏を対象に衛星データを用いて荒地の細分化に対応した土地被覆分類を行うためのアルゴリズム開発を行った。正規化植生指数(NDVI)とその分散幅(NDVI Range)から,自然的荒地2タイプと人工的荒地1タイプを識別できた。さらに分光特性が畑地類似の人工的荒地1タイプを,非統計処理により識別し,4つに細分化された荒地分布を含む土地利用図を作成した。また広域札幌圏における自然的荒地と人工的荒地の分布状況を比較し,大規模工業団地の造成が進んだ地域で人工的荒地の割合が大きいことを明らかにした。


キーワード:
荒地,衛星データ,土地被覆,都市及び都市近辺地域,GIS