記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 16 (2002年) > 防災機能からみた大館市・能代市における屋敷林構造について

環境情報科学学術研究論文集16 (2002年)

[pp.405-410]

防災機能からみた大館市・能代市における屋敷林構造について

岩崎 哲也,岩河 信文 ((株)森緑地設計事務所,明治大学)


要旨:
本研究は,戦後に甚大な大規模火災を経験している大館市と能代市の屋敷林を調査し,その樹林構成などを明らかにすることや所有者の防災意識に関してヒアリングを行うことによって,屋敷林の持つさまざまな機能の一つとしての防災機能を把握しようとするものである。調査の結果,両都市における屋敷林は,主として冬季から春季の厳しい季節風を防ぐための機能が重要視されており,成長が早い樹種と常緑中低木の組み合わせによって,防火に関しても効果的な樹林が構成されている実態が把握された。


キーワード:
大火,防火,防災,屋敷林,防風,居住空間