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環境情報科学学術研究論文集16 (2002年)

[pp.363-368]

里山植物の減少と土地利用形態や産業構造の変化-房総半島のミツバツツジ類を対象に

古賀 陽子 (千葉大学)


要旨:
土地利用形態の変化が房総半島に自生するミツバツツジ類の減少に与えた影響を明らかにするため,干葉県君津市域の旧清和村内で,両種の自生減少の著しい地区(秋元地区)と比較的自生の維持されている地区(三島地区)を対象に土地利用や生産構造の変化を調査した。その結果,従来から秋元地区はミツバツツジ節2種の潜在的自生域が狭かったことが推測された。また秋元地区では1974年から1997年にかけての土地利用変化率が高く,共有の山林を中心にゴルフ場や採砂場建設といった大規模な土地利用の改変が生じた。こうした土地利用やそれに伴う生活形態の変化が秋元地区におけるミツバツツジ節2種の自生減少を加速させたと考えられる。


キーワード:
ミツバツツジ,土地利用,生活形態,絶滅危惧植物,里山,社会生態学