記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 16 (2002年) > 地区住民らによる街路景観評価におけるコンジョイント分析の活用に関する研究

環境情報科学学術研究論文集16 (2002年)

[pp.317-322]

地区住民らによる街路景観評価におけるコンジョイント分析の活用に関する研究

猪飼 和博,星野 貴之,嶋田 喜昭,瀬口 哲夫 (名古屋市立大学,大同工業大学)


要旨:
近年,街路における景観性も重要視されており,景観整備事業がさらに一般化されつつある。本研究は,街路景観整備プロセスにおいて住民参加を想定し,コンジョイント分析を用いた景観評価の方法を提案し,その有用性について検討した。名古屋市内街路の改良事業を事例とし,まず,周辺の住民・勤務者を対象にCG等により作成した整備案についてアンケートし,コンジョイント分析を用いて景観評価を行った。つぎにその評価結果を踏まえ,再度住民らにフィードバックすることにより,本評価方法の有用性について考察した。その結果,本手法により,人々に享受され得る景観整備の方向性を与えることができ,景観整備のプロセス全体にも良い影響を及ぼすことを示した。


キーワード:
景観評価,コンジョイント分析,住民参加