記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 16 (2002年) > 大阪府能勢町ダイオキシン問題にみる地域住民の環境コミュニケーションの特性

環境情報科学学術研究論文集16 (2002年)

[pp.293-298]

大阪府能勢町ダイオキシン問題にみる地域住民の環境コミュニケーションの特性

石川 聡子,盛岡 通 (大阪教育大学,大阪大学)


要旨:
本稿は,大阪府能勢町ダイオキシン間題の事例分析により,地域住民が行政や住民との間で展開した環境コミュニケーションにおける社会的関係や役割遂行,情報授受や学習活動の諸特性について分析・評価したものである。特に,複数の住民運動組織の連携のなかで調停への推進力を発揮した組織の特性,行政とのコミュニケーションにおける住民の学習・調査活動の有効性と課題,行政と住民のパートナーシップに見られた特性について明らかにした。また,コミュニケーションの民主性を高める条件についても考察した。


キーワード:
環境コミュニケーション,リスク・コミュニケーション,社会的関係,役割遂行,情報授受,学習活動