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環境情報科学学術研究論文集16 (2002年)

[pp.235-238]

紀伊田辺における降水およびアカマツの樹幹流中の溶存化学成分

苗村 晶彦,花光重一郎,中根 周歩 (東京農工大学,紀南農業協同組合,広島大学)


要旨:
和歌山県紀伊田辺における降水およびアカマツ(Pinus densiflora)の樹幹流中の溶存化学成分について調べた。降水の加重平均pHは山間部で4.52,沿岸部で4.59となり全国平均より若干酸性であった。降水のN/S比では山間部で0.29,沿岸部で0.17であり人為的なN03-の寄与は非常に小さかった。樹幹流では山間部でH+が多く酸性度が高いのに対し,沿岸部では塩基成分の中和によってH+の吸着が見られた。


キーワード:
降水,アカマツ,樹幹流,N/S比